連理草(レンリソウ)2


連理草(レンリソウ)はマメ科レンリソウ属の多年草である。
本州から九州にかけて分布し、河原など湿った草地に生える。
海外では、朝鮮半島、中国、ロシアのシベリア東部、アムール地方、ウスリー地方などにも分布する。
「連理」とは男女の深く睦まじい契りのことであり、葉の様子を譬えたものである。
草丈は30~80センチくらいである。
茎は直立し、両側に翼がある。
葉は羽状複葉(鳥の羽のように左右に小葉がいくつか並んで1枚の葉が構成される)で、先は巻きひげとなって絡みつく。
小葉の形は披針形で、3対くらいつく。
開花時期は5~6月である。
葉の脇から総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、紅紫色の蝶形をした花を5~8輪くらいつける。
花の長さは2センチくらいである。
萼片は5枚である。
写真は5月につくば植物園で撮った。
学名:Lathyrus quinquenervius


★名ばかりを聞いて覚えた連理草
 やっと出合いの時を迎えて



連理草(レンリソウ)


花図鑑