這金鳳花(ハイキンポウゲ)2


這金鳳花(ハイキンポウゲ)はキンポウゲ科キンポウゲ属の多年草である。
北海道から本州の関東地方にかけて分布し、林の中や湿った草地に生える。
海外では、北半球の冷温帯から冷帯にかけて広く分布する。
草丈は20~50センチくらいである。
葉や若い茎に毛が少し生えている。
長い匍匐枝を出し、地面を這って広がる。
根際から生える葉は3出複葉(1枚の葉が3つの小さな葉に分かれた形)である。
小葉は2つから3つに深く裂ける。
茎につく葉も3出複葉である。
開花時期は5~7月である。
花径2センチくらいの鮮やかな黄色の5弁花をつける。
花びらは倒卵形で横に開き、艶がある。
写真は5月に小石川植物園で撮った。
学名:Ranunculus repens


★敷き詰めた花の絨毯黄金色
 歓声のなか這金鳳花


這金鳳花(ハイキンポウゲ)


花図鑑